PRP療法は生き残れるか・・

 2008-05-06
多血小板血漿療法・・・PRP療法と呼ばれる治療法ですが、
「再生医療」のひとつとして注目されていますが、
このまま美容医療の中で生き残れるでしょうか

美容医療以外に目を向けると、PRP療法がもっとも行なわれているのは
歯科の領域で、インプラントの前処置として使われています。
抜歯後の骨の欠損部に多血小板血漿から作った血塊を入れ
骨の再生を促すために使われているのです。

血小板は、血管が破れて出血が起こったとき
血を固めたり、その後血管を修復したりと活躍します。
その血小板の持つ成長因子や修復因子を活用するのがPRP療法です。

通常の血液が固まったときでも、血小板のそうした作用が発揮されるわけだから
血小板の濃度を高めた血の塊ならなおさら作用は強まるはず・・・
これがPRP療法の原理です。


PRP療法自体の理論的な研究、歯科などでの臨床面での有用性は
すでに確立されたといっていいと思います。
では、美容医療では果たしてどうか・・・


美容医療でのPRP療法が他科と違うのは、
1)血液を凝固させずに注入している。
2)組織の欠損部など創傷治癒反応が起こる部位ではなく、
正常部(健常な皮下)に注入している。

であり、このことから
1)血小板を十分活性化せずに注入して、果たしてPRP療法の効果が得られるのか・・・
2)健常部が果たして「再生」されるものなのか・・・
という疑問が提起されます


残念ながら、この点に対する学問的な裏づけは持ち合わせていません。
しかし、臨床を積み重ねた上での実感としては、
十分効果はあると断言できます
4月27日のブログのモニターの患者様の画像をご覧下さい

現在美容医療のクリニックでの使い方は
1)下まぶたなどに部分的に充填するように注入する方法
2)顔の広範囲にメソセラピー的に細かく分散して注入する方法
と大きく分けられます。


美容医療におけるPRP療法の課題としては、
1)より効果的な血小板血漿の作り方
2)いかにして確実に効果を出すか
3)ダウンタイムの短縮
4)効果を長続きさせるにはどうすればいいか
でしょう。


個人的には、PRP療法をさらに普及させて、
定期的に(3〜6ヶ月に1度)注入していただくためにも、
一段と価格が下げられたらと思っています

・・・たぶん、うちの理事長先生ならやってくれるはずです・・・

理事長1



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Author:skt0715skt2
 オザキクリニック祐天寺院院長です。
 日々「たるみ」と闘う毎日です。自然な成り行きとも言える「たるみ」にいかに立ち向かうか・・・頭を悩ませています。
 専門は美容外科、美容皮膚科、毛髪医療、ダイエットなど美容医療一般です。エクササイズを中心にアンチエイジングを突き詰めてみたいと思う今日この頃です。
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