誰が名付けた・・・ゴルゴじわ
2008-04-13
「ゴルゴじわ」・・・これにも日々頭を悩ませられます
。それにしても、一体誰が名付けたのでしょうか・・・
もちろん「ゴルゴ」の由来は劇画ゴルゴ13でしょうね。
さて、ゴルゴじわ??という方もいらっしゃると思うので
こちらの患者様の画像をご覧下さい。

頬の中央、頬骨とほうれい線の間に
斜めに走る溝がうっすらとですが見えると思います。
医学的には mid-cheek groove と呼ばれますが、
なぜこんな溝が生じるかというと、
この部分で皮膚が深部に固定されているからです。
簡単に言うと
顔を表面と深部に分けたとき
表面から深部までが同じようにたるむのではなく
深部に比べ表面の方がより大きくたるみます。
しかも、表面と深部は全体にピッチリと固定されているのではなく
決まったところでだけ、線維(これを retaining ligament と言います)でつながっています。
表面と深部が部分的にゆるやかにつながっているからこそ
人間は豊かな表情をつくることが可能になるのです
。しかし、その代償として・・・
「たるみ」やゴルゴじわのような「みぞ」からは逃げられないのです
。根本的な解決策は、Midface Lift と言われるフェイスリフトの一種です。
ただし、長いダウンタイムと傷を覚悟する必要があります。
では、「切らない美容術」でこのゴルゴじわにどこまで迫れるか・・・・
まずは、ハッピーリフトをオススメします。
頬のたるみ・下垂に対して有力な対抗手段です。
ただ、ハッピーリフトは頬の若返りにとても有効ですが、
とにかく何がなんでも完全にゴルゴじわをなくしたいっ

と言われると困ってしまいます。
次の手段としては、フィラーの注入があげられます。
この場合のメリットは、手軽なこと。
デメリットは、ゴルゴじわの内側(鼻側)は直下に骨があるので
膨らませ効果が出やすいのですが、
外側になると直下に骨がないので効果が出にくくなります。
もちろん脂肪注入も有力な選択肢になります。
ただ手軽とは言えなくなりますが。
現状では、「切らない美容術」で、完全にゴルゴじわを解消することはできません。
特に外側は平坦にするのが精一杯、多少の凹みが残ることが多いと言えます。
クリニックとしても、この点さらに研究を重ねてまいります
。


